この記事は、中古ドメインを購入または自分で選ぶ際に気をつけておくことを書いている。
▼ 中古ドメインを自分で探す方法を知りたいならまずはこっちをみてくれ。
おう、魔法の中古ランプさんよ、中古ドメインはドメイン種類によって当たりハズレがあるって本当か?
オーランさん、こんちゃーっす。何ですか?
聞いてなかったのかよ、こいつ。中古ドメインってのは、ドメインの種類で当たり外れがあるか?って聞いてるんだよ。
トップレベルドメインの種類によって中古ドメインの当たり外れが生まれるか?というご質問ですね?
・・・ そ、そうだよ。多分それだよ。
ドメイン種類(TLD)で当たり外れがあるか
ずばり、当たり外れがあります。
例えば、cc infoといったドメイン種類は外れドメインが多い傾向にあります。(中古ドメインの場合)
ドメイン価格が原因
ドメイン種類によって当たり外れが起きるのはなぜでしょうか。
下画像は、海外のドメイン取得ホスティング業者 Namecheapのドメイン価格表です。.info、.us が激安です。こうしたキャンペーンのときに大量にドメインを取得してスパムサイトを量産するわけです。
ほかにもbiz、xyzなどもキャンペーン価格で取得するケースが多いのでスパムサイトに用いられた可能性が高まります。
キャンペーン価格で$2.0以下で手に入りやすいドメイン種類
.biz .info .us .win .accountant .cricket .date .download .faith .fun .host .life .loan .men .party .racing .review .rocks .science .services .site .space .website .world .today .webcam .trade.stream .pro .icu .club .bid .agency .pw
当たりドメインを選ぶコツ
なるほどな。要するに安いドメインを買うやつってのはスパマーが多いってことだな。
ええ。そのとおり。
ドメイン取得価格が通常価格のドメイン種類を選べばスパムサイトの可能性がグッと下がります。
当たりドメインが多いドメイン種類は?
さらに運営がきちんとされている中古ドメインを探せば当たりドメインの確率が上がります。
comドメイン
例えば、.com このドメインは company=会社 という意味が込められたドメインですので、企業が登録しているケースが多いです。
.comと.netの価格は同じくらいですが、.netよりも.comのほうが企業色が強いので .com が .net よりもおすすめです。
orgドメイン
orgドメインは非営利団体向けに作られたドメイン種類です。文化団体、宗教団体などもorgドメインを取得します。
中古ドメインとして、非営利団体ではなくてもorgドメインを取得することは可能です。ただしWhois代行ができないのでWhois情報は自身の情報を使う必要があります。
orgドメインのメリット
社会活動を行なっている団体が登録している場合が多いので何かしらアクセス、オーソリティサイトからのリンクが多い可能性が高いドメインになります。
JPドメイン
日本国内に住所を持つ個人・団体・組織であれば誰でもいくつでも登録できます。逆に言うと日本国内じゃないと取得することができません。
お名前comでのJPドメインの取得価格は2,840円と高いですが、日本国内の企業や個人が使用する信頼性の高いドメインですので取得する価値は十分にあります。
JPドメインの傾向として、信頼性の高い企業が取得する傾向にあります。これはドメイン取得価格が高いこと、ドメイン取得時に個人情報を公開する必要がある というハードルのためでしょう。
JPのドメイン評価を見るとかなり高い傾向にあります。また価値の高いJP中古ドメインは価格が高く海外ドメイン業者は扱わないので非常に多く存在します。
新規ドメインの場合、ドメイン種類で当たり外れはある?
新規ドメインの場合、トップレベルドメインの種類によって検索エンジンの優位性が変わるかどうか? という質問はネット上でもよく議題になっています。
Googleの発表では、TLDはSEOに全く関係ない と公言しています。
関係あると思われるのは、運営する企業、団体、個人 の違いやコンテンツの違いによって運営中に徐々に差が出てくるのでドメイン種類によって検索順位の上がり方が違うように思えるのかもしれません。