アンカーテキストとは
アンカーテキスト(anchor text)とはテキストにリンクつけたときのテキスト部分のことです。テキストリンク・リンク文字列とも言います。
上画像の【オーランの中古ドメイン】の箇所がアンカーテキストだ。
Googleは検索順位を決める要素として認識していて、アンカーテキストは検索順位に影響を及ぼす。そのためアンカーテキストにキーワードを含ませるSEO対策が存在する。
画像にリンクが貼られている場合は、画像のALTタグに設定されたテキストがアンカーテキストの代替となる。
外部サイトからのアンカーテキストはどう評価されるのか
外部からの被リンクは、SEOの中でもかなりのウェイトを占めています。実際、aHrefsやMajestic等のSEO会社が独自に定めるドメインパワーは被リンクを元に計算されています。
では、外部サイトから自サイトに貼られたアンカーテキストでGoogleはどのような情報を得てどう評価しているのでしょうか?
外部からのアンカーテキストで以上の情報がわかります。アンカーテキストは被リンクの評価としてだけでなくリンク元の本文の内容とアンカーテキストから、リンク先のページが「何について書かれているページなのか」を理解するのに利用されています。
ヤフーの例 その1
日本最大級のネットオークションサイト「ヤフオク」は、元々正式名称はYahoo!オークション(ヤフーオークション)でした。2003年よりヤフオクに名称変更されています。
ヤフオクに名称変更されている現在でも、人々からヤフーオークションと認識されてヤフーオークションというアンカーテキストが存在しているために、ヤフーオークションで検索しても検索順位1位にヒットします。これは人々にヤフーオークションとして認識され続けているからでしょう。
ヤフーの例 その2
次にGoogleで「出口」と検索してみてください。1位にヤフーがヒットします。なぜだか分かりますか?これはアダルトサイトの年齢認証で出口にヤフーが設定されているからと言われています。
このようにアンカーテキストは、その先のページが何の話題について書かれているのか?を示す重要な情報源なのです。
アンカーテキストSEOの方法
では実際に自分でアンカーテキストを設定できる場合は、どんなアンカーテキストにすればいいでしょうか。
アンカーテキストの例
URL
https://orank.jp/about-old-domain
サイトタイトル
中古ドメイン騎士オーラン
ページタイトル
中古ドメインの効果とは。メリットデメリットのまとめ。
キーワード
ドメインの効果
アンカーテキストは、リンク先ページが何について書かれているかをGoogleに認識させる効果がありますので、アンカーテキストにキーワードを指定すると、そのキーワードの検索順位をあげる効果があります。ただしキーワードのアンカーテキストばかりだと不自然なアンカーテキストとしてスパム行為となる可能性があります。
自然なアンカーテキストを見るとほとんどの場合、30〜50%はURLが指定されています。
URLにもhttpありなし、後ろスラッシュありなしなどばらけるのが自然です。
内部リンクのアンカーテキストの効果
外部サイトからの被リンクと同様に内部リンクでも同じようにSEO効果を発揮します。ホワイトハットSEOでは内部リンクのアンカーテキストをコントロールすることでSEO対策を行います。
内部リンクのアンカーテキストはURLを指定することは多くなく、リンク先ページに書かれている内容を示すワードを指定するとよいでしょう。ただし多くのページから故意に任意のページばかりにリンクを送る行為や、半角スペースで ドメイン 効果 のようにわざとSEO狙いのキーワードを指定することはスパム行為の可能性が出るので気をつけましょう。
参考note
わたしが書いた有料noteですが、実際の運営サイトでアンカーテキストを活用した内部リンクの貼り方はどうするのか?内部リンクを改善した結果などを掲載しています。