中古ドメインを精査するときにスパムサイトを避けるには被リンクを確認するのが一番確実です。
スパムサイトやアフィリエイトサイトは、必ず被リンクを活用していますのでドメインのファーストオーナーのアンカーテキストと異なる被リンクを使っていることがほとんどです。
中古ドメインを選定する上で必ず使う手法なので覚えておきましょう。
被リンクチェックSEOツール
MOZ Open Site Explorer
被リンクチェックを行う一番おすすめなツールがMOZです。
▼ MOZ Open Site Explorer(MOZ OSE)
上記URLのテキストボックスにドメインURLを入力してエンターキーを押します。
MOZのドメイン指標が画面に表示されます。画面下に下画像のとおり被リンク情報が表示されます。
1. アンカーテキスト情報
被リンク情報で一番最初に確認すべきは、アンカーテキストです。冒頭で説明したようにスパムサイトやアフィリエイトサイトなどは元々のサイトからアンカーテキストが変化しています。
このアンカーテキストが元々ドメインが作られた当初から変わっていなければOKです。
上画像はアンカーテキストがURLとサイト名(○○山荘)なのでごく自然です。
2. リンク元情報
次に確認するのはリンク元のサイトがどんなサイトであるか。リンク元ページタイトルの全体を眺めてみましょう。こちらもごく自然なリンクのようです。念のため上から2〜3個URLをクリックして確かめてみます。
1番上のURLはRSSファイルなので飛ばして2番目を確認します。
URLをクリックする前にその行のアンカーテキストをクリップボードにコピーします。URLを開いたらCTRL+Fキーを押して検索窓を開きます。コピーしたアンカーテキストを貼り付けます(CTRL+Vキー)。
ページ内にヒットしなければリンクは消えているということです。この場合はリンクがありました。
サイト名も書かれているのでメンションとしての評価もあります。ごく自然なリンクです。
3. スパムスコア
スパムスコアが悪いだけでNGとするのは間違っています。昔のブログは特に本体サイトとは別にドメインを持っていたりしてプライバシーポリシーがなかったり共有ブログの場合はスパムスコアが高くなる傾向にあります。
目視してスパムサイトではないと判断できる場合はスパムスコアは無視します。
MOZ Link Explorer
MOZのOSEは、実はインデックス情報の更新がストップしていて新しくLink Explorerという機能のβ版が出ています。
Link Explorerのメリット
・一目で被リンク情報を閲覧できる
・スパムスコア算出がより正確である
Link Explorerのデメリット