サイトアフィリエイトで稼げていない理由は2つ
サイトアフィリエイトで稼げていない人の特徴として、何が原因で稼げていないのか把握していないことが挙げられます。
この記事では、主な原因を切り分けて解決方法をご紹介します。
集客 or 購買率 がうまくできていない
アフィリエイトの売上を数式で表すと
です。
上の数式の右辺のうち、報酬単価は商品によって決まってくるので、アフィリエイトの売上件数が伸びてきてから改善すればいいので後回しします。
残る2つの アクセス数が少ない あるいは 購買率が少ない と売上が限りなく0に近づきます。この2つがアフィリエイトで稼げていない要因です。
それぞれの原因ごとに解決方法を解説します。
集客(アクセス数)が少ない場合の解決策
集客(アクセス数)が少ない場合は、検索上位に記事が上がっていない状態ですので、検索順位を上げるための記事タイトルの付け方を学んで、検索上位を取れば稼げます。
ひと昔前までは、サイトアフィリエイトは記事数さえこなせれば稼げる時代でした。しかし今はそうではありません。Googleのアルゴリズムが個人ブログに厳しくなってきてジャンルによってはドメインパワーや権威性を見られているので、記事タイトルによっては全く検索順位すらつかない記事も出てきます。ですので、1つ1つ狙ったキーワードで記事の検索順位が上がっているかをチェックしながら改善していくPDCA(改善活動)が必須です。
そこで、改善の中でもっとも重要だと感じている記事タイトルの付け方ノウハウを書きました。これは、初心者ブロガーさんやアフィリエーター、そして昔は商標で稼いでいたけれど今は全然ダメ!というアフィリエーターにおすすめです。
ブログ相談を受けて半数以上の方が記事タイトルの改善余地がありました。記事の内容はいいのに記事タイトルの付け方が間違っているのは非常にもったいないです。
自分のレベルに合った商品を選ぶ
記事タイトル以外にもう一つアドバイスを書いておきます。
ブログを始めたばかりで記事を書くときに、アフィリエイト案件としてメジャーな商品について書くと強いライバルに勝つのは難しいので、身近に流行っているものやニュースで見た商品あるいはアフィリエイトジャンルと認識されていない商品の記事を書いてみましょう。
特にASP案件から検索して適当に書いている人は、頭を働かせて誰も取り組んでいないような案件を探す努力をしましょう。
マイナー商品の例
以下は私が作っているサイトの例です。まだ2020年の年末頃に作ったサイトで記事もほとんど入っていません。
テントの記事を書いたところ、以下のようなキーワードで集客していました。(tomountという商品名でフィルターをかけて表示しています)
記事はこちらになります。https://old-piston.com/parts/745
記事タイトルにもtomountという商品名(会社名)は入っていないのですが、tomount パップテントでは10位以内でそれなりのアクセス数を稼いでいます。購入もされています。
多く稼ぐには、需要の高い商品の記事を書く必要がありますが、アフィリエイト案件としてメジャーな商品はライバルも多いので、アフィリエイト初心者で集客がうまくできていない場合は、まずはマイナーな案件や稼ぎやすい商品解説から始めた方が賢明です。
既存記事のキーワード選定をし直す
多くの人が、ブログ記事を次々と書くことに集中しすぎて、過去に書いた記事の成果の追求に時間を使っていません。これは実にもったいないし、記事が誰にも見られずにネットに漂っているだけなので、とても残念なことです。
新たな記事をどんどん書くよりも、まず既存記事の記事タイトルを修正して記事への集客を改善することが大切です。
集客がうまくいっていない人は記事タイトルさえ改善すれば売上が上がるケースが多いです。
特に50記事以上のブログ型のアフィリエイトサイトを運営する場合は、どんなキーワードで集客して、どの記事にアクセスがあるかを確認してその記事を改善するのがアフィリエイトで稼ぐ早道です。
記事タイトルの付け方noteの(第5章 既存サイトの記事タイトルを修正する)に詳しい手順を書いているので、参考にしてみてください。
がむしゃらに記事を追加するよりも、効率よく作業して稼ぎましょう。
購買率が少ない場合の解決策
ブログ形式で1つのサイトに複数記事をどんどん書くアフィリエイトスタイルで売上が少ない人は、購買率の低さが問題です。
ブロガーはアクセス数の多さで売上を稼ぐ アフィリエイトは購買率の高さで稼ぐ そんなイメージがありますよね。集客はできているけれども、売上が少ない人は購買率の低さをカバーしましょう。
手っ取り早く購買率を上げるコツは、商品を調べている人を集客すること=商標記事を書くことです。
商標記事以外には悩みキーワード・一般キーワードと呼ばれるキーワードを狙う方法があります。
しかし、悩みキーワード・一般キーワードは購入する商品やサービスを決めていないお客さんに対して商品を勧めないといけないのでハードルが高いです。つまり一般キーワードはページでお客さんを教育する必要があります。
サイトアフィリエイトは、「購入したい」気持ちのお客さんに来店してもらいバナーをクリックしてもらうことが目的となるのでコンテンツの教育部分を省くことができます。ここを間違えると無駄な作業が発生するし、成約率も大きく下がってしまうので、集客+バナークリックに集中します。
例えば、オールインワンジェル「ホワイトナイトジェル(仮名)」を購入しようと思っている人は、その商品の口コミが気になったり、自分にその商品が合うのか?を知りたいので、
ホワイトナイトジェル
ホワイトナイトジェル+口コミ
ホワイトナイトジェル+レビュー
ホワイトナイトジェル+評判
ホワイトナイトジェル+肌荒れ
ホワイトナイトジェル+乾燥肌
といったキーワードで検索します。
商品名単体キーワードあるいは、商品名を含む2語以上の商品の口コミを調べるキーワードで集客できれば、購買率は少なくとも5%以上にはなるでしょう。
商品名で記事タイトルを構成するとライバルも多くなります。そこで、ライバルが少ないキーワードを調べる場合は、もぐらキーワードが便利です。ライバルが見つけられないお宝キーワードを探して記事タイトルに入れましょう。
セールスライティングよりもクリックさせることが先決
成約に近い人たちを集客したら、次は広告クリックを促します。とにかく広告クリックをしてもらうことに集中してください。
このアフィリエイトの指南書ブログのように参考書のようなHowToサイトであれば、セールスライティングが大切です。しかし、商標中心のサイトアフィリエイトで稼ぐのであれば、セールスライティングなしでも十分稼ぐことができます。
セールスライティングがいらない理由
AIDMA(アイドマ)の法則のようなセールスライティングを勉強して商品の批評記事を一所懸命5000文字書いても、バナー1つに売上が負けることがあります。それはなぜでしょうか?
という行動を示したマーケティングの法則 AISAS があります。
広告主は、膨大な広告予算をかけてリスティング広告/SNS広告を打っています。広告を打つところから商品認知が始まります。テレビで言うところのCMです。
商品成約までどのようなことがユーザーに起きているのか見てみましょう。
ユーザー行動
(注意)ユーザーは、SNSなどでたびたび広告主の商品広告を見る。
(興味)一部のユーザーは商品に興味を示す。商品購入ページを見てそのまま購入するユーザーもいる。
(検索)気になった一部のユーザーが「商品の口コミ・レビュー・詳しい内容」を調べる。
(行動)一部のユーザーはアフィリエイトサイトを含む商品記事を見て様々なサイトを見る。ここで購買を決める。気に入らなかったら購買をやめる。
(共有)購入後は、別のユーザーに口コミをしようとするユーザーもいる。購入しなかったユーザーが情報をシェアする場合もある。
この流れのうち、我々が関わるのは(行動)の部分です。
ユーザーは行動の前にすでに「商品知識を持った」状態なので、わざわざ基本的な商品説明から入る必要がないのです。
むしろ知りたいのは、「お得に買える情報」や「背中を押してくれる言葉」だったりします。
商品購入ページ(LP)にはほとんどキャンペーン情報が掲載されていますが、すべてのユーザーがキャンペーンを把握しているわけではありません。
見逃している情報もあります。
こうしたお得な情報や別商品との比較、口コミなどを掲載することでユーザーは購買に至る場合も多いです。
バナーの設置
サイトアフィリエイトで大事なのは、記事の内容ではありません。商品知識を身に付けた読者の背中をそっと押してあげることです。
広告バナーの設置・作り方
購買率の低さを改善するなら、
・成約に近い商標記事を書く
・スマホのファーストビューにバナーを設置する
この2つを行ってみてください。スマホのファーストビューとは、スマホで記事を開いたときに表示される画面のことです。できるだけ記事の上にあったほうがクリックされます。
位置や大きさ、バナー前の文章(マイクロコピー)、こういった基本的なことは適当に行なってはいけません。例えばこういう作り方をします。
(ビフォー)
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食事制限したら
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コスパもいいので継続してみます。
視覚的な意識をすること
文章はほぼ見ていないに等しいので、文字の中にある数字など強調して効果がありそうと感じる箇所のフォントサイズを大きくして色を変える。
矢印をつけることで目線が下のバナーに移る。これは矢印の視覚効果で誰でも矢印を追いかける習性があるので動物的反応とも言えます。
視覚効果について勉強しておきましょう。
バナーは300*250がおすすめです。横長バナーはスマホで見ると小さくなってしまいますので、少し縦長のバナーがおすすめ。断然スマホでクリックされる確率が上がります。あとは矢印やクリックを促進する画像を入れる場合は、スマホを操作する右手側のほうがクリック率が上がります。
いきなり商品バナーを貼っても売れないでしょ・・・ と思うかもしれませんがこれでCV率が高くなるからぜひ貼ってみてください。
バナーの作り方をもう少し勉強してみたい方は、こちらのCTAの作り方記事がおすすめです。もう少し真面目に解説しています。
まとめ
どんな仕事でも同じだと思いますが、うまくいってないボトルネックがどこかを把握して、改善を行えば少しずつうまくいくと思います。
#ブログ書け というハッシュタグがありますが、私は #ブログ直せ を流行らせたいです。この記事で少しでもお仕事がうまくいって、みなさんに楽しいプライベートな時間が少しでも増えますように。
サイトアフィリエイトで稼げない原因
・アクセス数が少ない あるいは 購買率が少ない
集客(アクセス数)が少ない場合の解決策
・記事タイトルの改善を行う
・既存記事から見直す
購買率が少ない場合の解決策
・商品を調べている人を集客する