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Ahrefsのサイトエクスプローラーを使いこなそう!ライバルサイトからお宝キーワードを探す方法とは?

Ahrefsのサイトエクスプローラーは、競合サイトの集客構造を「数字で分解」して見せてくれる分析ツールです。

感覚で「強そう」「弱そう」と言うのではなく、どのページが流入を生み、どのリンクが評価を押し上げ、どの領域が伸びしろなのかを素早く特定できます。

一方で、入口の設定やレポートの優先順位を間違えると、同じ画面を見ているのに結論がズレてしまいがちです。

このページでは、最初に押さえるべきレポートを8つに絞り、実務で迷わない見方と、次のアクションにつなげる手順を整理します。

自社サイトの改善だけでなく、競合の勝ち筋を読み解いて逆算し、記事・内部対策・被リンク施策まで一気通貫で設計したい人に向けた内容です。

目次

ライバルサイトからお宝キーワードを探す方法

お宝キーワードを探すには、ライバルサイトの保有キーワードから探すのがもっとも手っ取り早いです。

その方法をキャプチャーで手順を追って解説します。

ジャンルキーワードでGoogle検索する

例えば、シミ予防の特化型サイトを作る場合、「シミ予防 自宅で」などのキーワードでGoogle検索します。

キーワードの選び方は、運営ジャンルからズレないキーワードにすることです。

検索結果からライバルサイトを見つける

シミ予防の検索結果画面から、ライバルサイトを探します。

ライバルサイトは、アフィリエイトサイトのみを対象とします。メーカーサイトやECサイト(楽天・Amazon・独自ドメイン通販)は除きます。ブログもまずはスルーします。

下のサイトはすべてブログやメーカーサイトになるので飛ばします。

シミ予防サイトを検索

 

アフィリエイトサイトが見つかりました。

あまり順位が低いとキーワードを持っていない可能性が高くなるので、なるべく上位のアフィリエイトサイトを選びます。

シミ取りアフィリエイトサイト

ドメイン全体でシミ予防をテーマにしているサイトだとドメイン全体で調査できるので作業効率がいいわけです。

では失礼ながら、このサイトを分析したいと思います。(キーワード順位はモザイクで隠します。)

ボリュームが多くて難易度が低いキーワード

サイトエクスプローラーにかけるとオーガニックトラフィック(月間検索数)、月間●000程度のアクセス数だということが分かりました。

ここで「うーん、あまり稼げてないな〜」と心配することはありません。

調査するライバルサイトのアクセス数はまったく気にしないで大丈夫です。

目的は、あくまでもお宝キーワードを探すことです。

KD(キーワード難易度)のフィルターToに0と入力します。

キーワード難易度をフィルターかける

お宝キーワードを目視で探す

さて、キーワードを難易度0でボリューム大きい順に並び替えしました。

私が狙うとしたら、赤線を引いてある2つです。

  • それぞれのキーワードの特徴は、「シミ 消す」は悩みが深い
  • 「トレチノイン ハイドロキノン」は解決方法や購入商品が具体的に決まっている

ということが予想できますからアフィリエイトに向いているキーワードです。

もともとシミ予防というキーワードを探していましたが、「トレチノイン ハイドロキノン」という調べないと分からないキーワードを取得することができましたね。

シミ取りキーワードを調べる

ブラックSEOで大切なのはホワイトSEOと同じく「自分のドメインで1位になれるキーワード」を選ぶことです。

ただボリュームがないと今度は作業に対する対価が発生しませんし、将来への投資のためのお金も生まれません。ですから、「1位になれるギリギリの上位キーワードを選ぶ」ことを頭に入れておいてください。

中古ドメインの扱いに慣れてきたらブラックSEOは強力ですからある程度大きなボリュームを狙うのがおすすめです。あまり小さなキーワードばかりではなく大きなキーワードにも挑戦してみてください。意外と取れるんだ!とわかるはずです。

ボーダーは10,000

人によって数値は前後しますが私の場合は中古ドメインで狙う検索ボリュームは10,000以上としています。

これでも少ないほうです。

公式サイトが弱い

公式サイトが1位なのは当たり前だと思うでしょうが、そうではないパターンがまれに存在します。

公式サイトが1位でない場合は狙い目です。

1位と2位では倍以上稼げる金額は変わってきますよ。

Ahrefsのサイトエクスプローラーで把握できる8項目

最初に見るべきは、網羅ではなく「判断に直結する8レポート」です。

目的は、競合の強みの源泉と、自社が勝てる余白を同じ目線で把握することです。

ここを押さえると、調査が寄り道せず、改善の打ち手が最短で決まります。

概要レポート

概要は、オーガニック流入と被リンクの全体像を一画面で掴み、調査の方向性を決める入口です。

まずはトラフィック推移の山と谷を見て、伸びた時期と落ちた時期の仮説を立てます。

そのうえで、上位ページと上位キーワードへ飛び、原因を「ページ単位」に落とし込みます。

比較期間を切り替えると、増減の要因が見えやすくなり、改善の優先順位がブレにくくなります。

レポート Overview
見る指標 推定オーガニックトラフィック 推移
向いている用途 全体把握 仮説立て
便利なフィルター 比較期間 国
次に読む先 Top pages Organic keywords

公式サイトを見る

トップページレポート

トップページは、競合が実際に流入を稼いでいるURLを見つけ、勝ちパターンを具体化するレポートです。

特定のディレクトリが強いのか、単発記事が当たっているのかで、真似すべき設計が変わります。

URLごとの流入規模だけでなく、どの国で伸びているかまで見て、狙う市場の優先度も整えます。

気になるURLは、キーワード詳細へ遷移して、見出し追加や検索意図の取りこぼしを洗い出します。

レポート Top pages
見る指標 推定トラフィック 上位キーワード
向いている用途 勝ち記事の特定 企画
便利なフィルター 国 ディレクトリ
次に読む先 Organic keywords

オーガニックキーワードレポート

オーガニックキーワードは、競合がどの検索語で上位を取っているかを一覧で把握し、狙い目を拾うレポートです。

単に件数を見るのではなく、流入を生むキーワード群がどの意図に偏っているかを観察します。

順位が高いのにトラフィックが小さいものは、ニッチの支配や指名寄りの可能性が高く、扱いを分けると判断が速くなります。

自社の現状に合わせて、上位奪取が可能な難易度帯から順に候補を積み上げます。

レポート Organic keywords
見る指標 順位 推定トラフィック ボリューム
向いている用途 キーワード発掘 意図把握
便利なフィルター 順位帯 追加語 SERP機能
次に読む先 Top pages

競合ドメインレポート

競合ドメインは、同じ検索面で戦っている相手を「キーワードの重なり」で抽出するレポートです。

想定していなかった強敵が混ざることが多く、ここを見ないと対策が片手落ちになります。

近い領域のサイトでも、情報メディア型かサービス型かで勝ち方が違うため、タイプ分けして読み解きます。

上位の競合を数社に絞ったら、トップページとコンテンツギャップで差分を具体化します。

レポート Competing domains
見る指標 共通キーワード数 推定トラフィック
向いている用途 競合発見 戦場の定義
便利なフィルター 国 重なり閾値
次に読む先 Content Gap Top pages

コンテンツギャップ

コンテンツギャップは、競合が上位を取っているのに自社が拾えていないキーワードを差分で抽出する機能です。

新規記事の企画だけでなく、既存記事への追記や構成の再設計にも直結します。

複数競合を入れて「全員が取っているのに自社だけ取れていない」を優先すると、外れにくい候補が残ります。

抽出後は、該当ページのタイプと意図を見極めて、既存強化か新規投入かを切り分けます。

レポート Content Gap
見る指標 差分キーワード 競合順位
向いている用途 企画 リライト題材
便利なフィルター 一致条件 競合数
次に読む先 Organic keywords SERP

バックリンクレポート

バックリンクは、どのページから、どの文脈でリンクされているかを掘り、評価の源泉を具体化するレポートです。

数の多さよりも、リンク元の質と、リンク先のページ設計が噛み合っているかが重要です。

獲得が続いている領域は強みになりやすく、競合が継続的にリンクを集めるテーマのヒントにもなります。

リンクが増えたタイミングと、順位や流入の変化を突き合わせると、再現性のある施策が見えます。

レポート Backlinks
見る指標 リンク元URL 属性 種別
向いている用途 被リンク分析 施策設計
便利なフィルター dofollow 期間 1ドメイン1件
次に読む先 Referring domains Anchors

参照ドメインレポート

参照ドメインは、リンクしている「サイトの集合」を見て、被リンクの広がり方を評価するレポートです。

強いサイトは、少数の濃いリンクだけでなく、関連領域のサイトから幅広く言及される傾向があります。

ここで不自然な偏りがあると、リスク管理やリンクの分散を考える判断材料になります。

質の高い参照元を見つけたら、リンク元ページの文脈を読み、獲得導線の型を抽出します。

レポート Referring domains
見る指標 参照元の増減 新規 失効
向いている用途 リンクの広がり把握
便利なフィルター 新規 失効 DR帯
次に読む先 Backlinks Best by links

アンカーレポート

アンカーは、外部からどんな言葉で評価されているかを確認し、不自然さや機会を見つけるレポートです。

同じ語が過剰に繰り返される場合は、意図せず偏ったリンク獲得になっている可能性があります。

一方で、自然なアンカーでブランド名やカテゴリ語が増えているなら、認知と評価が積み上がっているサインになりやすいです。

アンカーの傾向を踏まえて、リンクされるべきページの情報設計も整えると、土台が強くなります。

レポート Anchors
見る指標 アンカー比率 上位アンカー
向いている用途 不自然さ検知 意図把握
便利なフィルター dofollow 新規 失効
次に読む先 Backlinks Referring domains

迷わないために最初に決める調査の範囲

サイトエクスプローラーは、入力の範囲設定で結果が大きく変わるのが特徴です。

同じドメインを見ているつもりでも、サブドメインやURL単位で数字の意味が変わります。

最初にここを整えると、比較や改善の議論が一気にスムーズになります。

検索モード

分析モードは、どこまでを同一サイトとして扱うかを決める最重要の設定です。

プロジェクトのKPIがどこで計測されているかに合わせて、モードを固定して比較するのが安全です。

まずは迷ったら、運用の目的が「ドメイン全体」なのか「特定ディレクトリ」なのかを言語化します。

モード 対象範囲
domain サブドメイン含む全体
prefix 指定パス配下
URL 単一ページ
使い分け KPIに合わせて固定

国と言語

同じ記事でも、国が変わると検索結果も需要も競合も一気に変わります。

日本向けSEOなら、まず国を日本に固定し、必要なら海外は別調査として切り分けます。

多言語サイトは、言語ごとに勝ちページが分散するため、国とディレクトリをセットで見ると迷いにくくなります。

  • 国を固定して比較する
  • ディレクトリで言語を切る
  • 勝ちページの国別偏りを見る
  • 海外は別の仮説で調査する

日付比較

改善の判断は、単月の数字より「いつ増えたか」「いつ減ったか」が本質になります。

概要の比較期間を切り替えて、増減が大きい期間を起点に原因を掘ると、調査が短くなります。

季節性がある領域では、直近だけでなく前年同月と比べて、異常値か通常運転かを見極めます。

数字がズレる理由

サイトエクスプローラーの数値は推定であり、アクセス解析やサーチコンソールと完全一致するものではありません。

目的は「絶対値を当てる」ことではなく、競合間比較や自社内の優先順位を決める材料にすることです。

数字の差に引っ張られすぎず、キーワード・ページ・リンクの構造を読み解く視点で使うとブレません。

  • 推定値と実測値は役割が違う
  • 比較軸を固定すると活きる
  • 異常値はページ単位で検証する

競合の流入を増やすキーワード発掘

検索流入を伸ばす最短ルートは、競合が取っている需要を正しく分解することです。

サイトエクスプローラーは、勝ちページと勝ちキーワードを同じ画面で往復できるのが強みです。

「どの意図を、どのページ型で、どこまで深く」取りにいくかを決めていきます。

オーガニックキーワードのフィルター

候補が多すぎるときは、フィルターを使って「勝てる可能性が高い集合」に絞るのがコツです。

順位帯やボリュームだけでなく、SERP機能や意図の偏りも見て、戦う場所を選びます。

まずは現実的に奪える範囲を作り、そこから難易度を上げるほうが運用が安定します。

目的 おすすめ条件
短期で拾う 順位11-30 需要あり
上位を狙う 順位1-10 流入大
ニッチを取る 複合語 低競争
意図を寄せる 追加語で分類

コンテンツギャップの回し方

コンテンツギャップは、競合の集合から「自社に足りないテーマ」を一気に抽出できるのが魅力です。

ただし、抽出したキーワードを全部書くのではなく、既存記事に寄せるか新規で作るかを先に決めます。

勝てる確度を上げるには、複数競合に共通するキーワードを優先し、意図が揃っている集合から着手します。

  • 競合を3社ほど選ぶ
  • 共通条件を厳しめにする
  • 意図でグルーピングする
  • 既存強化か新規かを決める

SERP機能の見方

上位に強い枠がある検索結果では、同じ内容でも勝ち筋が変わります。

例えば、強調スニペットが目立つクエリなら、結論を先に出す構成や要点の整理が効きやすいです。

SERP機能を踏まえて「狙うページ型」を決めると、書いたのに伸びない事故を減らせます。

寄せる工夫
スニペット 結論先出し 定義
動画 動画補完 章立て
ローカル 地域情報 住所要素
画像 視覚要素 見出し整理

トップページから構成を逆算

トップページで当たっているURLは、検索意図に対する解像度が高いことが多いです。

そのページがどのキーワード群を受け止めているかを見て、必要な見出しや不足テーマを逆算します。

表面の文章を真似するのではなく、意図の分岐点と情報の並べ方を自社の文脈に合わせて再構築します。

  • 当たりURLを選ぶ
  • 流入キーワードを束ねる
  • 意図の分岐を特定する
  • 自社の体験と根拠で埋める

被リンクの質を上げる調査の回し方

リンクの分析は、数を追うと迷子になりやすいので、目的別に見る順番を決めるのが大切です。

サイトエクスプローラーでは、リンク元の質と文脈、そして失効や急増の変化まで追えます。

ここでは、実務で事故を起こさずに施策へつなげる見方を整理します。

参照ドメインの見極め

参照ドメインは、リンクの幅と信頼の積み上がりを把握するのに向いています。

質が高い参照元が増えているなら、コンテンツの価値が外部に認識され始めている可能性があります。

逆に、偏ったドメインばかり増えるなら、獲得経路の多様化を考える合図になります。

観点 見るポイント
分散 新規参照元の増え方
関連領域のサイト比率
変化 急増 急減の時期
安全 偏りの有無

アンカーの不自然さ

アンカーは、外部がそのページをどう解釈しているかのヒントになります。

特定語の比率が不自然に高いと、意図せず攻めすぎた獲得になっている場合があります。

自然な比率を目指すなら、リンクされる理由を増やし、言及される文脈を広げる設計が効きます。

  • 上位アンカーの偏りを見る
  • ブランド語の比率を見る
  • 汎用語の混ざり方を見る
  • リンクされる理由を増やす

壊れたバックリンクの拾い方

壊れたバックリンクは、すでに得ていた評価を取り戻せる可能性があるため、費用対効果が高くなりやすい領域です。

リンク先が404になっているのか、リダイレクト設計が弱いのかで、対処の仕方が変わります。

ページを復活させるか、近い内容へ正しく転送するかを判断し、再評価される導線を作ります。

原因 対応
404 復活 近似へ転送
転送不備 正しい301設計
内容差 新ページで受ける
影響 重要リンクから優先

送信リンクで外部リンク事故を防ぐ

送信リンクは、自サイトから外部へ向けたリンクを一覧化し、リンク切れや不適切な参照を点検するのに役立ちます。

古い記事ほど外部リンクが腐りやすく、ユーザー体験と信頼性の両方で損をしやすいです。

外部リンクの健康診断として定期的に見直すと、積み上げ型サイトの品質が保ちやすくなります。

  • 外部リンクの一覧化
  • リンク切れの把握
  • 参照先の入れ替え
  • 古い記事から優先

実務で効くワークフロー

レポートの見方を覚えても、毎回ゼロから調査すると時間が溶けます。

成果が出る人ほど、見る順番と判断基準をテンプレ化して運用しています。

ここでは、サイトエクスプローラーを日常業務に落とし込むための型をまとめます。

週次で見る指標

週次の確認は、伸びている領域と崩れている領域を早期に検知し、手遅れを防ぐために行います。

概要とトップページの変化を起点にして、異常値が出たところだけ深掘りすると効率が上がります。

毎週の確認項目を固定すると、改善のスピードと再現性が上がりやすくなります。

  • 概要の推移
  • トップページの増減
  • 上位キーワードの変動
  • 新規参照ドメイン

リライトの優先順位

リライトは、当てにいくより「伸びそうなものを確実に伸ばす」ほうが成功確率が高いです。

トップページで流入が出ているのに伸び切っていないURLは、見出し追加や意図の補強で伸びやすい傾向があります。

オーガニックキーワードから、順位11〜30に滞留する語を束ねて、1本の強化方針にまとめます。

候補 優先の理由
流入あり 成果が早い
順位中位 伸びしろ大
意図不足 追記で改善
被リンクあり 上がりやすい

社内共有のテンプレ

調査結果は、数字の羅列よりも「次に何をするか」を伝える形にすると動きやすくなります。

サイトエクスプローラーの結果は、URLと意図と施策案の3点にまとめるだけで、議論が前に進みます。

毎回同じフォーマットで共有すると、学習コストが下がり、改善のサイクルが回りやすくなります。

  • 対象URL
  • 狙う意図
  • 不足テーマ
  • 実行タスク

最短で成果につなげる活用ポイント

Ahrefsのサイトエクスプローラーは、概要で方向を決め、トップページとオーガニックキーワードで勝ち筋を具体化し、バックリンクで再現性を補強する流れが基本です。

調査の精度は、検索モードと国の固定で大きく上がり、比較の議論がブレにくくなります。

キーワードはギャップで差分を抽出し、ページ型と意図の分岐を合わせて設計すると、無駄打ちが減ります。

被リンクは数より文脈と変化を追い、壊れたリンクの回収や参照元の質の見極めを優先すると効率が上がります。

最後は、週次の確認とリライトの優先順位をテンプレ化して、調査を作業から運用へ変えることが成果への近道です。

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この記事を書いた人

ドメイン千年戦争を生きた騎士オーラン。中古ランプを手に入れて中古ドメインでペラ量産しまくる騎士。武器はペラサイト流星剣。

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